誰もが高齢期を迎える時代となりましたが、生きがいのある充実した高齢期を送るためには、介護予防が必須です。 そのためには生活機能の低下や転倒、失禁、認知症、鬱などの「老年症候群」を予防することが重要ですが、低栄養の予防もその一つです。
高齢者はたんぱく質やエネルギーの不足による低栄養に陥りやすいことが指摘されています。
低栄養に陥ると、もともと持っていた生活習慣病の悪化や身体の衰弱がみられ、自立が困難となり、思うように日常生活を送ることができなくなります。そのためにQOL(生活の質)が低下したり、生命予後が不良となったりすることが多いのです。
健康で自分らしく生きるためには、適切な栄養と食事を摂るための条件を整え、低栄養を予防することがポイントの一つです。たとえ要介護状態になったとしても、できるだけ軽く重度化させないためには適切な栄養と食事が大切です。
湘南ホスピタル 管理栄養士 林 静子