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●食事

おいしく食べるための調理のポイント

■お年寄りの嗜好

甘味

私達には「塩味」「甘味」「酸味」「苦味」「旨味」の五つの味覚があります。しかし、加齢とともに「塩味」「甘味」の味覚が低下するので、お年寄りはより濃い味付けを好む傾向にあります。

「塩味」の味覚が低下すると、漬物にしょうゆをかけたり、みそ汁の味付けを濃くしてしまうなど塩分摂取増加の原因となります。しかし、全て薄い味付けになると食欲が減ってしまい、体力の低下に繋がります。一品は普通の味付けをし、残りは薄味にするなど工夫しましょう。

また、「甘味」の味覚が低下すると、間食の回数が増えたり、甘い物を一回に摂る量が増えるなどエネルギー摂取増加の原因となります。過剰栄養や糖尿病の方の場合は、エネルギーを抑えなければなりません。低カロリーの甘味料を使ってカロリーを抑えて調理をしたり、市販のお菓子はカロリーが高いものが多いので、手作りを心がけるようにしましょう。


*ただし、前項で述べた通り、お年寄りは栄養不足や、低エネルギーになりやすいのが現状です。咀嚼困難や、嚥下困難であればなおさらのことです。栄養不足にならないようにしましょう。