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感染予防教室

●知って得するさまざまな感染症

鳥インフルエンザ

■鳥インフルエンザとは? ■なぜ鳥インフルエンザは日本で?
■結核のうつりかた ■免疫のしくみ
■予防対策 ■鳥インフルエンザ Q&A

(1)鳥インフルエンザとは?

鳥インフルエンザ

鳥インフルエンザとは、鳥がかかるインフルエンザで、鳥インフルエンザウイルスによって起きる病気です。鳥インフルエンザウイルスは、1mmの1万分の1というとても小さいウイルスで、特別な顕微鏡でないと見ることは出来ません。

ウイルスは単独で生きていくことはできず、何かに寄生して生きていきます。ウイルスにある突起でニワトリの細胞に付着し、 細胞の中に入り込んで細胞内で増殖します。ウイル スの増殖するスピードはとても速く、1個のウイル スが、24時間で100万個にもなってしまいます。 このようにして、ニワトリは鳥インフルエンザにかかってしまいます。

(2)なぜ鳥インフルエンザが日本で?

日本国内で鳥インフルエンザが発生したのは、79年ぶりのことです。なぜ日本で鳥インフルエンザが発生したのでしょうか?


それについては色々な説があります。

ひとつは、渡り鳥によって日本にウイルスが運ばれてきたのではないかという見方です。現在、韓国で鳥インフルエンザが流行していますが、鳥インフルエンザにかかったニワトリの近くにいたカモにウイルスが侵入し、このカモが日本の山口県の養鶏場の近くに来て、この養鶏場のニワトリに感染したのではないかと言われています。鳥インフルエンザウイルスは、ニワトリ以外の鳥にもうつるのですが、ウイルスがうつっても症状の出ない鳥もおり、カモもそれに該当します。 また、別の説としては、ウイルスが養鶏場に出入りしている人や車に付いたり、ニワトリのエサについたりして運ばれてきた可能性があげられています。

(3)鳥インフルエンザの恐怖

鳥インフルエンザウイルスは、人間にも感染することがあります。ベトナムやタイ、トルコ等では、鳥インフルエンザによる死者が出ています。 そもそも、人間の間で広がっているインフルエンザも、もともとは鳥の病気だったものが人間にうつり、人間の間で流行するようになったものだと考えられています。 今回の鳥インフルエンザは、ニワトリから人間にうつった報告がありますが、人間から人間にうつったという報告はありません。 インフルエンザウイルスは、生き物の細胞の中で大量にウイルス自身のコピーを増殖させますが、そのコピーの際にミスが起こることがあります。コピーミスの結果、ほかの動物にもうつるウイルスになることがあるのです。 また、鳥から人間にうつるウイルスになるとき、豚が仲介する可能性もいわれています。豚には鳥インフルエンザ、人間のインフルエンザの両方がうつるのですが、両方のウイルスが豚の体内で交じり合って、別のウイルスが生まれる可能性があるというのです。以前にもこうして生まれたウイルスがあったのではないかと考えられています。 もし、こうして新しい インフルエンザウイルス が生まれれば、人間はそ の新種のウイルスに対す る免疫を持たないので、 流行すると大勢の犠牲者 が出る恐れがあります。

ミキサー

(4)鶏肉は安全?

卵
鳥インフルエンザは人間にうつる可能性がありますが、 ニワトリの肉や卵を食べて人間がインフルエンザにかかったという報告はありません。

(5)予防対策

うがい・手洗い

インフルエンザウイルスの突起の所には脂肪が あります。このため石鹸で洗えば、インフルエン ザウイルスはきれいに洗い流すことが出来ます。 あわせてうがいもするとさらによいでしょう。


インフルエンザに限らず、ずべての感染症に対して、手洗いとうがいは、重要な感染予防対策となります。外出後や作業の後にはきちんとうがい・手洗いをしましょう。

■手洗い方法
手洗い方法