(3)水虫と間違えやすい皮膚の病気
1ヶ月以上薬を塗っても、症状がとれない、以前より症状がひどくなった…そんな場合は、水虫とよく似ていても全く違う皮膚病にかかっているかもしれません。水虫でないのに、水虫の薬を塗っていては、かえって悪化してしまうことが多くあります。そんな時は、専門医の診察を受けるか、薬剤師にご相談下さい。

洗剤や殺菌剤などの化学物質や植物などが原因で起こります。かゆみの他、皮膚が赤くなったり、水ぶくれを起したりと、水虫とそっくりな症状が出ます。

例えば夏、足蒸れやふやけている時などは様々な細菌が繁殖し、症状が出ることがあります。

例えば、疥癬なども水虫に似た症状が出ることがあります。
足の裏や手のひらの皮膚が細かく薄くむけ、時には小さな水ぶくれができます。赤くなることは少なく、かゆみもありません。 手足に汗をかきやすい人や、足の裏や手のひらがいつも湿った人がなりやすいようです。
(4)看護、介護時に注意すること
まず第一に大事なことは、白癬の病変を見つけることです。入浴や清拭のため利用者さんが裸になったとき、体のすみずみまで皮膚を観察し、腋の下や胸やお腹のしわ、足の裏、爪なども見ることが大切です。また、寝たきりの高齢者では、自分で薬を塗ることができないことも多いため、看護、介護される方も衛生的に塗布していただくことをおすすめします。
白癬の患部を手で触ったからと言ってすぐに感染するものではありません。看護、介護後に石鹸を使用して手指の洗浄を行えば心配ありません。
- きちんと手洗いを行う
- 患部を清潔にする
- 家庭内での感染に注意する
(バスマット、タオル、バスタオル、スリッパ、靴下など共有しない)
- 局所の乾燥
(吸湿性、通気性のある靴下の使用や頻繁な交換)
(5)再発を防止するために
水虫治療で大切なことは、根気よく治療を継続することです。再発防止のために、日頃から足を清潔に、乾燥を保つことを心がけて下さい。水虫患者が家族にいた場合、家族全員に広がる事も考えられます。それらを防ぐために、室内をこまめに掃除したり浴室の足拭きマットやスリッパの共有を避けることが大切です。
- 足をよく乾燥させる
- 蒸れにくく、爪に負担のかからない靴を選ぶ
- 靴は、何足かを交互にはき、時々湿気を取り除く
- こまめに床掃除をする
- 同居家族に同じ症状の人がいたら、一緒に治療しましょう
- 薬は患部の周辺まで広く浅く塗る