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感染予防教室

●Q&A

■Q&A バックナンバー

サービス前後の手洗い・手指消毒剤として支給されているウォシュボン®Sとヒビスコール®S(擦式消毒用エタノール製剤)はどのくらい効果があるのでしょうか。

薬用石けんウォシュボン®Sを用いた手洗いでは、通過菌を物理的に洗い流し除去することが可能です。また、ヒビスコール®Sは、エタノール79v/v%とクロルへキシジングルコン酸塩0.2w/v%を含んだ消毒剤であり殺菌力に優れています。通常の介護後の手洗いは、ウォシュボン®Sと流水を用いた手洗いで十分です。しかし、手指が血液や膿、糞便などで高度に微生物汚染された可能性がある場合には、病原体を伝播させないという観点からウォシュボン®Sと流水での手洗いでは不十分な場合があります。このようなときは、目に見える汚れ、有機物をウォシュボン®Sと流水を用いた手洗いで取り除いた後、よく水分を取り除き、ヒビスコール®Sを用いて手指消毒します。また、介護中、利用者の側を離れられないときなど、ウォシュボン®Sと流水での手洗いの代わりにヒビスコール®Sを用いてもかまいません。ただし、ヒビスコール®Sは洗浄効果はありませんので、手が汚れている場合は、汚れを使い捨てのタオルなどで拭き取った後、ヒビスコール®Sで手指消毒します。

 

*下記の書籍より転載いたしました。

著書名 : 訪問介護事業者のための感染症ハンドブック

監修・編集 : 鈴木幹三

出版社 : 中央法規