HOME > 感染予防教室 > Q&A > 2007年5月のQ&A

感染予防教室

●Q&A

■Q&A バックナンバー

MRSA(メシチリン耐性黄色ブドウ球菌)感染症にかかっている利用者に対するヘルプ後の正しい消毒方法を教えてください。

MRSAは、接触感染で広がりますので、手洗いがもっとも重要になり、また複数の利用者に共用する介護用具の消毒も重要です。手洗いは、石けんと流水で少なくとも15秒間くらいかけて、手指の汚染を除去します。血圧計や聴診器などの看護用具は、消毒用エタノールによる清拭を行います。

また、その他の器具類は、0.1w/v%両性界面活性剤、0.1w/v%第四級アンモニウム塩(10w/v%塩化ベンザルコニウム液など)、0.01〜0.1%(100〜1000ppm)次亜塩素酸ナトリウムへ30〜60分間の浸漬、熱水を用いる場合は、80℃、10分間で処理します。部屋は毎日清掃し、普段から清潔にすることが大切であり、特に消毒は必要ありません。


*下記の書籍より転載いたしました。

小林寛伊:増補消毒と滅菌のガイドライン、P36〜80、へるす出版、2002.