HOME > 感染予防教室 > Q&A > 2007年4月のQ&A

感染予防教室

●Q&A

■Q&A バックナンバー

HBV(B型肝炎ウイルス)、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染症にかかっている利用者に対するヘルプ後の正しい消毒方法を教えてください。

HBV、HIVは、主に血液や血液を含む体液などの媒体を介し感染します。よって血液が伴わない介護の場合は消毒の必要はなく、通常の手洗い、清掃で十分です。しかし、血液、体液が手に付着した場合は、速やかに石けんと流水で手指の汚染を除去した後、水分をよく拭き取って、擦式消毒用アルコール製剤で手指を消毒します。また、血液の付着した器具類に関しては、洗浄後、0.1〜0.5%(1000〜5000ppm)次亜塩素酸ナトリウム30分間、消毒用エタノール60分間、0.3w/v%過酢酸5分間、0.55w/v%フタラール5分間、2w/v%グルタラール30〜60分間の浸漬を行います。熱水では、80℃、10分間の処理を行います。部屋などは、目に見える血液汚染がある場合には、手袋を着用してペーパーで拭き取り、局所に1%次亜塩素酸ナトリウムによる消毒を行います。


*下記の書籍より転載いたしました。

小林寛伊:増補消毒と滅菌のガイドライン、P36〜80、へるす出版、2002.