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感染予防教室

●Q&A

■Q&A バックナンバー

「まず手洗い」といわれますが、それだけで感染を防ぐことができるのですか?

感染予防は、「まず手洗い」が基本です。感染を起こすには様々なルートがあります。口から食べ物とともに感染する経口感染、くしゃみや咳とともに見えない小さな粒子となって排出された病原体が鼻や口から感染する飛沫感染(空気感染)、血液や精液あるいは排泄物に触って感染する接触感染があります。これらのように様々な感染経路がありますが、基本的には手洗いでかなり感染が防げるといわれています。特に接触感染や経口感染の予防には欠かせないことです。 手洗いの方法には、「日常的手洗い」「衛生学的手洗い」「外科的手洗い」などがありますが、特別な感染症を持っていない場合の予防的な手洗いは、日常的手洗いで十分です。手洗いは薬液などなくても、十分泡立てた石けんを用いて、流れる水の下で手のひら、指の間をもむようにして洗います。あれば、薬用石けんを用いるのも効果的です。手洗い後は使い捨てのペーパータオルで拭くのが一番よいのですが、経費がかかりますから、通常は清潔なタオルで拭いてよいのです。この場合は、タオルは常に乾燥させておきましょう。手洗いは最も安価で簡単な方法ですから、感染予防のまさに「基本のき」といったところです。 訪問利用者のお宅に伺ったら、まず手洗いをしましょう。そして帰るときも手洗いをしてください。


*下記の書籍より転載いたしました。

著書名 : 訪問介護事業者のための感染症ハンドブック

監修・編集 : 鈴木幹三

出版社 : 中央法規