(1)ヘルパーの検診について
入院したということは、結核菌が痰に排出されている感染の危険性が高いタイプの結核の可能性が考えられます。
結核菌が出ていたとしても必ず感染するというものではありません。感染したとしてもそこから結核を発病する人は10人のうち1〜2人です。
このような場合、保健所が接触者検診(胸部レントゲン撮影、喀痰検査、ツベルクリン反応検査)を行いますので、最寄りの保健所に問い合わせてください。
(2)他の利用者の介護サービスの提供について
上記の検診の結果、異常なしと認められたならば、他の利用者への介護サービスの提供は問題ありません。
結核の接触者検診で感染が強く疑われる場合1回で終わらず、1回目の結果が異常なしであっても3か月後、6か月後と継続して経過をみていく場合があります。経過を追うことで発病の可能性を追うわけですから、検診は指示された通り、最後まで受けましょう。
*下記の書籍より転載いたしました。
著書名 : 訪問介護事業者のための感染症ハンドブック
監修・編集 : 鈴木幹三
出版社 : 中央法規