■感染予防の基本
「うがいして、洗って、拭いて、殺菌・消毒」私達自身が感染しないことはもちろん大切ですが、バイキンが人から人へ移っていく手助けをしない、感染を広げないということも、大切なことです。従って、感染の予防は、感染ルートを絶つことと、伝わる経路(伝播経路)を断つことが基本です。
■うがい
キズなどがない皮膚からは、バイキンはなかなか侵入することはできませんが、口や鼻、ノドの粘膜は、バイキンが侵入しやすく、気道や消化管などに通じているので、侵入経路(感染ルート)として非常に重要です。
また、普通は菌のいない肺への入り口にもなります。したがって、感染予防のために、うがいを欠かす事はできません。
■手洗い
きれいに見える手でも、菌はたくさんついています。常在菌がいますし、ときには感染症や食中毒を引き起こすバイキンがついているかもしれません。このような菌が、手で触れたものに伝わっていきます。手から伝えられたバイキンは、たとえば菌量が少ない時などのように感染しないことがありますが、すべての場合に、手がバイキンのたいへん重要な伝播経路であることはまちがいありません。
手を洗うとバイキンは汚れと一緒に洗い流され、さらに手指を消毒すると、バイキンの数はもっと減ります。したがって、外から帰ったときや食事の前、そうじや洗濯など手が汚れる作業の後、ケアの前後などは、手を洗い、手指を消毒します。

参考図書:やさしい感染症のはなし(サラヤ)
文責 落合宏美