【 感染予防・清潔保持の方法例 】
■例:清拭
水、ガーゼ など
- ガーゼを水に浸して、目頭から目じりに向かって拭きます。感染予防のため、左右でタオルの使う位置を変えます。
※目やにがついているときははじめに取ります。
※目やにが固く、取れにくい場合は無理に取らず、水で湿らせたガーゼをしばらく置き、目やにをやわらかくしてから取ります。
※清拭のはじめと終わりには必ず手洗い・手指消毒をしましょう。

■疾病等
●細菌性結膜炎
ブドウ球菌などの細菌による感染です。膿がたくさん出始めたら注意が必要です。早めに医師による診断を受けて抗菌の点眼薬による治療が望まれます。
●流行性結膜炎(はやり目)、急性出血性結膜炎(アポロ病)
ウイルスによる感染症です。感染した人や感染した人が触れたものに接触することで感染します。異物感、まぶたのはれ、充血、流涙等の症状があらわれます。
- ※かかったら、目を触らないようにし、触った後は手洗いを行います。
- ※目薬を点眼するときはタオル、ハンカチ類は使わず、使い捨てできるティッシュペーパーなどを使います。片目だけ症状があらわれたときは、良い方の目に同じ目薬は使用しないこと。もちろん他人には使用しないこと。
- ※タオル、洗面具は共用しないこと。洗濯は通常どおりで大丈夫ですが、汚れがひどい場合は熱湯で消毒、または漂白剤につけてから洗濯したほうが安心です。洗濯後は十分乾燥させましょう。
- ※介護する人もできるだけ目に触れないようにします。つねに手洗い、手指消毒をこころがけましょう。
●アレルギー性結膜炎
アレルギーの原因となる異物(=アレルゲン)に対する抗体反応が目に作用したもの。アレルゲンとなるものには花粉(スギ、イネ科、キク科植物)、ハウスダストなどがあります。症状は目のかゆみ、充血、目やに、異物感(目がゴロゴロするなど)、まぶしく感じることなどです。
- ※アレルゲンとの接触をできるだけ避けます。
- ※部屋を清潔にします。
- ※毛の生えた動物はなるべく飼わない。
- ※帰宅後は洗眼を行います。
- ※花粉飛散時期はできるだけ外出を控えます
●緑内障
目が正常に機能するためには、目の固さが正常に保たれる必要があります。眼圧は通常10〜20mmHgといわれ、おもに眼房水の量で調整されています。眼房水の生産量=流出量であれば眼圧は正常に保たれますが、何らかの理由で流出が妨げられ、眼内に停滞すると眼圧は上昇します。その結果起こるのが緑内障です。たまった眼房水が視神経を圧迫すると失明につながることがあります。

