私達が日常の環境衛生管理や衛生慣行、食品衛生管理をきちんと守る中で、さらに抗菌製品を使用することで衛生意識を一段と高め、感染症の発生や予防に大きな関心と理解を持ち、その発生予防の取り組みに(積極的に)協力するようになります。そこに抗菌製品の有用性(役割)があると思っています。
抗菌製品に過大な期待や過大評価をして、安易に使用(乱用)することは(安全性確保面からも)避けたほうが無難です。抗菌製品だけに頼らず、日常の健康管理や食品衛生、衛生慣行、環境衛生などに十分気を配り、健康な身体や衛生的な生活環境を維持して、感染症や食中毒が発生しないように努めることが大切と思われます。
具体的に記すと、
以上のことなどが主な遵守すべき重要事項として挙げられます。また、市販の抗菌製品やうがい薬、洗口液、消毒薬、洗口(洗浄)液などを使用する時は、その購入時に医師や薬剤師など専門家に相談し、彼等の指示、指導に従って、その選択を誤らず、正しく使用して下さい。
食中毒や感染症の発生を心配せず、健康で快適な生活が出来るよう、抗菌製品や抗菌剤だけに頼らず、普段から日常の生活や健康状態にも十分に気を配って下さい。前回のコラムにも記したように、体の抵抗力(免疫力)の維持、増強に必要なたんぱく質やビタミン、ミネラル類が十分に摂取できる、栄養のバランスがとれた食生活と十分な睡眠や休養をとって、健康保持や体力維持に努めて下さい。
これからだんだんと寒くなり、本格的な冬の時季を迎えますが、かぜやインフルエンザ、胃腸炎などの感染症や食中毒にかからないよう、十分注意して下さい。